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夢と現実 あきらめの悪さと心のつよさ
2005年 06月 17日 |
まさに去年の今日(2004年6月17日)はイギリスにいた。
短期の語学留学だった。念願の、というべき留学だった。
NOVAに通って、少しずつコミュニケーションが取れるようになると、ただ話す、という英会話だけでは満足できなくなって、もっと気持ちを表現したい、と考えるようになった。
28歳の春。
高校生のころから、一度は海外で生活をしたい、という夢を現実にかえた。
が、考えはあまかった。たかが3.4ヶ月の生活。
いくら日本人と話さない!と決めていてもやはり細かいニュアンスがわかるのは同じ日本人。とりあえず少しでも上達すればいいや、と後先考えない留学に、帰国後の現実をみた。
確かにコミュニケーション力は伸びた、と講師には言われたが、就職には何の+にもならなかった。失敗ではなかったが、(友達や家族 多くの経験ができた。)成功ともいえない。
なんとも後味の悪い留学だった。

帰国から数ヶ月、これからの自分、をどうしたいのか、考えていた。
このままではせっかくイギリスへいったのに何もせずに終わってしまう。
いつかは海外で仕事をしたい、とやはり考えていた。
でも甘くない、英語が話せる、ということだけでは向こうではやっていけない。
また自分の弱さが首をもたげた。
仕事にも身が入らず、ただぼんやりと毎日が過ぎていく。
きっかけは身近にあった。
一人の講師の言葉。
「国に戻ってまた一から大学に入るよ。」
25歳は過ぎている。面倒なことは嫌い。
その場にいた生徒は本気にしていなかった。どうせいつもの冗談か、なんかだし、と。
しかし、彼はこの春見事に大学への切符を手にしていた。
「9月には帰国するよ。僕はあきらめが悪くてね。現実にするまでは努力し続ける」
ようはココ!
と彼は自分の胸を親指でたたいた。
どれだけ強く自分が出来ることを信じられるか?
彼はニッ、と笑った。簡単にあきらめられるならそれはやりたいことでも夢でもなんでもない。
なにかをしたい、と思ったときから挑戦は始まっているし、それに対して努力をしなきゃいけない。何があっても前をみなきゃ。
頭の後ろを誰かに殴られたような、感覚だった。
中途半端で終わらない。やるなら最後まで。
親の口癖が背中を押した。
その日2度目の留学を決意した。
by bengodi | 2005-06-17 14:35 | VOICE |
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